同棲人のプチ家出

今日は待ちに待った日であるのに、いつも通りお昼前に起床。延滞料金が発生しているツタヤのDVDを12時までに返そうと思っていたのに。

 

ツタヤに向かったのが昼1時。合計3日延滞したらしく800円ほど取られる。明日やろうは馬鹿野郎という言葉が思い出される。

 

目的地までの途中に本屋へ。今日読みたい本を2冊ほどチョイス。

 

目的地近くの駅に着いたのが3時前。予約していたホテルのチェックインが3時のため、近くのマクドへ。こういうときおしゃれなカフェとか、一人で行けたらいいんやろうなと思いつつ。一人で行く意味が見いだせない、おしゃれな空間は誰かと共有することでのみ意義を為すんじゃないか。コーヒーの味はわからないし、特別建築に詳しいわけでもない。口下手&友達も少ないので、「あそこのお店よかった」など友人に話す機会もない。(仮に機会があったところで思い出せるかも不安。)

そうなれば、おしゃれなカフェはあそこに行ってみたいから一緒に行こうなどと誰かを誘うために存在するとしか思えない。

 

そしてしばらくマクドでマクポのセットを堪能したあと、本日の目的地であるホテルに到着。

 

特にどこに行くわけでなく、1人で夜を過ごして、少し知らない町を散歩したかった。

 

恋人と過ごすのは苦じゃないし、むしろ平凡な毎日に刺激を与えてくれる。毎日なにかしら話題をもって帰ってくる恋人の話を聞くのは嫌いではない。むしろそのとき僕もリラックスできている。

でも恋人といるのは、わずかながらストレスがあるのも否定ができない。生理現象を恋人に見られないようにしたり、好きな音楽を家でかけないようにしたり、帰宅したらリラックスモードにならなきゃいけない。そうしたわずかな気遣いみたいなものを一日、厳密にいえばこの夜だけは忘れたいと思った。

 

今、これを書いてる状態はすごく楽だ。まさに本能のままに書いてる。さっきも夜食を爆買いして帰ってきたところだ。ごはんも適当なコンビニ飯。こういう生活をたまにはしたい。出張時、ビジネスホテルで感じるあの全能感みたいなわくわくと似ている。(というか出張時に気楽だったから今こうしてプチ家出をしている。)

 

まだまだこのプチ家出を堪能すべく今からこのホテルの川のほとりを散歩してこようと思う。

明日はホテルの朝食が待っている。明日こそ早く起きよう。